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ベトナム赴任・生活準備

ベトナムのビザ種類と駐在員申請ガイド:LD・DN・TT・DT、労働許可証、TRCまで完全解説

ベトナムで働く日本人駐在員向けに、LDビザ・DNビザ・TTビザ・DTビザの違い、労働許可証の必要書類と申請手順、TRCの取得フロー、ホーチミンでの実際の手続き期間・費用・代行業者の選び方まで具体的に解説します。Farmiアプリなら日本語で注文でき、最短1時間でホーチミン市内にお届けします。

· 約17分で読めます

執筆 Farmi編集部

Farmi Editorial Team

#ベトナム #ビザ #種類 #駐在員 #申請
木製デスクの上に広げられたパスポートとビザ申請書類、公証スタンプとペン

ベトナムで合法的に就労するには、「適切なビザ」「労働許可証(ワークパーミット)」「テンポラリーレジデンスカード(TRC)」の3つをそろえる必要があります。駐在員として最も一般的な組み合わせは「LDビザ+労働許可証+TRC」です。書類の準備から労働許可証の取得まで早くても1〜2か月かかるため、赴任が決まったらできるだけ早く動き始めることが重要です。本記事では、各ビザの違い、申請の具体的な流れ、ホーチミン市での実際の手続き事情を順を追って解説します。

駐在員に関係するビザの種類:LD・DN・TT・DTの違い

ベトナムのビザは記号(アルファベット2文字)で分類されます。駐在員と家族が関わる主なカテゴリは以下の4種類です。目的を間違えて申請すると罰金・強制出国になるケースもあるため、自分がどのビザに該当するかを正確に把握してください。

LDビザ(労働ビザ):駐在員の基本

ベトナム国内の企業・機関に雇用されて就労する外国人向けのビザです。日本人駐在員の大多数がこのLDビザを取得します。最大有効期間は2年で、複数回入出国が可能。LDビザの申請には労働許可証(ワークパーミット)の取得が前提条件となるため、まず労働許可証を取り、その後にLDビザを申請する順番になります。有効期間満了前に更新が必要で、更新を怠ると就労資格を失います。

DNビザ(ビジネスビザ):短期出張・商談向け

商談・会議・視察・短期研修など、就労(給与を受け取る継続的な業務)を伴わないビジネス活動向けのビザです。最大有効期間は1年ですが、シングルエントリーまたはマルチエントリーが選べます。赴任初期に労働許可証の審査中である期間、一時的にDNビザで入国・滞在するケースもあります。ただし、DNビザのまま実質的に就労していると見なされれば違反となるため注意が必要です。

TTビザ(帯同家族ビザ):配偶者・子どものためのビザ

LD・DT・NG等のビザを持つ外国人の配偶者や未成年の子ども向けに発行されます。有効期間はスポンサー(駐在員)のビザ有効期間に準じます。就労は原則として不可で、配偶者が働く場合は別途TTビザとは別に労働許可証の取得が必要です。申請には日本の戸籍謄本の英語翻訳・公証が必要となり、この書類準備が時間のかかるポイントです。

DTビザ(投資家ビザ):会社設立・直接投資を行う方向け

ベトナムに直接投資(工場設立・法人設立等)を行う外国人に対して発行されるビザです。最大有効期間は5年で、TRCも最大5年間取得できます。駐在員というより「現地法人の代表者・出資者」として赴任する方が該当するケースが多く、労働許可証が不要な場合もありますが、手続きはより複雑です。

労働許可証(ワークパーミット):必要書類・申請フロー・実際の所要期間

LDビザを取得するための前提となる労働許可証は、ベトナム国内の省級労働・傷病兵・社会省(Department of Labour, Invalids and Social Affairs、通称DOLISA)が管轄する手続きです。ホーチミン市の場合、ホーチミン市労働・傷病兵・社会局(Sở Lao động - Thương binh và Xã hội TP.HCM)が窓口となります。個人申請もできますが、実際にはほぼすべての駐在員が雇用先の人事部門またはビザ専門代行業者を通じて手続きを行います。

必要書類リスト(一般的な例)

以下は申請時に一般的に求められる書類です。雇用先やケースによって異なる場合があるため、必ず担当者・代行業者に確認してください。

①パスポートのコピー(有効期間6か月以上が望ましい)
②証明写真(白背景、3×4cm)
③健康診断書:ベトナムの指定病院(ホーチミン市内の複数の病院で受診可能)または日本の医療機関で取得したもの(英語または越語)
④無犯罪証明書:日本の警察庁または都道府県警察で発行。英語版または外務省アポスティーユ付き。取得に2〜6週間かかる場合があるため、赴任決定後すぐに手配を開始すること
⑤学歴証明書:大学卒業証明書など(日本語原本+英語翻訳+公証・アポスティーユ)
⑥職歴・技術者資格証明書:直近の職歴証明書など(英語翻訳+公証)
⑦雇用契約書または派遣命令書のコピー(日越両言語があれば望ましい)
⑧採用企業のベトナム法人登記書類のコピー(会社側が準備)

申請ステップと実際の所要期間

ステップ1:日本での書類準備(2〜8週間)
無犯罪証明書・健康診断書・学歴証明書を揃えます。無犯罪証明書は警察への申請後、返送まで2〜6週間かかることが多く、ここが最大のボトルネックです。書類がそろったら公証役場での公証と外務省(または日本国内の地方法務局)でのアポスティーユを取得します。

ステップ2:ベトナム側での翻訳・認証(1〜2週間)
ホーチミン市内の認定翻訳会社または代行業者が、書類をベトナム語に翻訳し公証します。

ステップ3:労働許可証申請(2〜4週間)
雇用先法人またはビザ代行業者がDOLISAに申請します。審査に通れば労働許可証が発行されます。書類に不備があると差し戻されるため、プロの代行業者を利用すると手戻りを防ぎやすいです。

ステップ4:LDビザ申請(1〜2週間)
労働許可証を持ってベトナム大使館(帰国後)またはベトナム入国管理局でビザを申請します。

合計の目安:書類準備から着任まで2〜4か月程度が現実的です。

費用の目安(代行業者を利用した場合)

費用は業者・ケースによって大きく異なりますが、ホーチミン市内の相場感として参考にしてください。

・労働許可証代行費用:50〜150米ドル程度(代行業者によって異なる)
・書類翻訳・公証:書類1枚あたり5〜20米ドル程度
・健康診断費用(ベトナム指定病院):50〜100米ドル程度
・TRC申請代行:50〜150米ドル程度

これらはあくまで目安であり、実際の費用は雇用契約や業者との契約内容によって異なります。多くの企業では、これらの費用を会社負担または立替払いとしているため、赴任前に人事部門に確認しましょう。

テンポラリーレジデンスカード(TRC):申請フローと利便性

TRC(一時滞在許可証)は、労働許可証とLDビザを取得した後に申請できる「在留カード」に相当する証明書です。TRCがあると有効期間中はビザなしで何度でもベトナムへの入出国が可能となり、空港でのビザスタンプ更新が不要になります。有効期間は最大2年(DTビザ保持者は最大5年)。

TRC申請フロー

①必要書類の準備
パスポート原本、LDビザのコピー、労働許可証のコピー、住居を証明する書類(賃貸契約書または住所証明)、証明写真。

②居住地管轄の出入国管理局へ申請
ホーチミン市の場合、ビンタン区の出入国管理局(Cục Quản lý Xuất nhập cảnh TP.HCM)が管轄機関です。代行業者を通じて申請する方が多く、書類の不備によるやり直しを避けられます。

③審査・発行(5〜15営業日程度)
書類に問題がなければ1〜3週間程度でTRCが発行されます。急ぎの場合は追加料金で迅速処理を依頼できる業者もあります。

労働許可証・ビザの更新:注意点と実態

更新手続きは初回申請とほぼ同じ書類が必要です。ただし、無犯罪証明書は発行から6か月以内のものが求められることが多く、有効期限に注意が必要です。期限の2〜3か月前から準備を始めるのが安全です。

実際のホーチミン市での経験談として、更新書類の提出から発行まで「理論値より長くなる」ことがよくあります。特に年末年始(テト休暇)や夏休み期間は審査が遅れるケースが多いため、余裕を持ったスケジュールを立ててください。

オーバーステイ(期限切れ後の滞在)は1日単位で罰金が科されるほか、次回の入国が制限されるリスクがあります。ビザや労働許可証の期限管理はカレンダーに必ず記録しておきましょう。

ご家族を帯同する場合:TTビザと配偶者就労の注意点

配偶者やお子さまの分については、駐在員本人の手続きとは別々に申請する必要があります。

必要書類(配偶者の場合の例)
・戸籍謄本の英語翻訳+公証(外務省アポスティーユ付き)
・婚姻証明書(取得していない場合は戸籍謄本で代替可の場合あり)
・証明写真
・スポンサー(駐在員本人)のビザ・パスポートのコピー

お子さまの場合は、出生証明書(または戸籍謄本記載の出生情報)の翻訳・公証が必要です。子どもの学齢によって必要書類が変わることがありますので、代行業者に詳細を確認してください。

配偶者が就労を希望する場合は、TTビザを持っていても就労はできません。別途、配偶者自身の労働許可証とLDビザの取得が必要です。日本人配偶者の就労率は高くないため見落とされがちですが、日系企業でのパートタイム就労なども含めて就労するのであれば早めに確認しましょう。

ホーチミン市での実際の手続き事情:現地の実感

ホーチミン市には日系企業・日本人向けサービスが充実しており、日本語対応のビザ代行業者も複数存在します。英語・日本語対応の代行業者を利用すれば、書類の準備から申請、TRC取得まで一括でサポートを受けられます。

実際の手続き感覚として、「書類上の所要期間」と「実際に手元に届くまでの期間」には1〜2週間の差が生じることが多いです。書類の返却で窓口に複数回足を運ぶこともあります。こうした実務的な煩雑さを考えると、特に初回は代行業者へ依頼する方がストレスなく進められます。

また、手続き中にパスポートを一定期間提出しなければならない場面があります。その間、外出や別の手続きで身分証明が必要になるケースもあるため、パスポートのコピーを複数部用意しておくことを強くおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 労働許可証の取得にはトータルどれくらいかかりますか?
書類準備(無犯罪証明書の取得含む)から労働許可証の発行まで、最短で1か月、通常は1.5〜3か月かかります。無犯罪証明書は取得に最大6週間かかる場合があるため、赴任決定後すぐに動き始めることが肝心です。

Q2. 代行業者は必ず使わなければいけませんか?
法律上は個人申請も可能ですが、書類の要件がケースバイケースで変わりやすく、不備があると審査が長引きます。日本語・英語対応の代行業者はホーチミン市内に複数あり、費用を考えても初回は代行業者の利用を強くおすすめします。

Q3. 現在DNビザで滞在中ですが、LDビザに切り替えられますか?
はい、可能です。ただし、DNビザで滞在中に就労している実態がある場合は法的なリスクが生じます。LDビザへの切り替えは早めに着手し、切り替えが完了するまで会社とよく相談しながら進めてください。

Q4. TRCがあればビザの更新は不要になりますか?
TRCの有効期間中は、ビザなしで入出国できます。ただし、TRC自体の更新が必要で、更新には労働許可証の更新が前提となります。「TRCがあるから何もしなくていい」ではなく、労働許可証・ビザ・TRCの3つを連動して管理する必要があります。

Q5. 手続き中のホーチミン生活で困ることは?
パスポートを一時提出する期間があるため、身分証のコピーを手元に置いておきましょう。日常の買い物については、ベトナム語が話せなくてもFarmiアプリなら日本語で注文でき、ホーチミン市内に最短1時間でお届けします。引越し直後や手続きで忙しい時期でも、日本の食材や日用品をストレスなく手配できます。

ホーチミン生活をFarmiがサポートします

ビザや労働許可証の手続きは煩雑ですが、準備を早めに始め、代行業者をうまく活用することで着実に進められます。手続きが一段落したら、ホーチミン市での日々の暮らしをゆっくり楽しんでください。Farmiアプリは、日本人駐在員向けのオンラインショッピングアプリです。日本語・英語・ベトナム語に対応しており、日本の食材・調味料・日用品をホーチミン市内に最短1時間でお届けします。言葉の壁を感じることなく、いつもの食卓を再現していただけます。

ご案内: 本記事および一部の画像は、AI(人工知能)を活用して作成し、編集チームが公開前に確認しています。ビザ・労働許可証に関する法令は変更されることがあります。最新情報は在ベトナム日本国大使館または信頼できる専門家にご確認ください。
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